2014年6月9日月曜日

NATIONAL GEOGRAPHIC 日本語版


NATIONAL GEOGRAPHIC 日本語版
発行人 伊藤 達生
日経ナショナルジオグラフィック社
月刊誌

黄色い縁取りが目印
もともとは郵送のみの月刊誌でいまは書店でも購入出来るみたい
この誌は世界規模で発刊されていてその日本語版、それぞれの地域によって内容は若干ことなっているはず
僕との出会いは先輩の家に遊びに行った時に発見、以来20年以上の付き合いである

この誌のポイントは2つ
まず、写真が素晴らしい
世界のプロ中のプロが撮影しナショナルジオグラフィック社が厳選したもののみを掲載、カメラ好きにはたまらないと思う

もう1つのポイントは扱っている記事の内容
この誌に特集されてから数カ月後に社会に表面化しニュースなどに取り上げられることも結構多いのと、長期取材、生命や宇宙、歴史、紛争などについてまであつかっている
これはナショナルジオグラフィック財団の存在がかなり大きい

たまに付いてくる付録のポスターも魅力

個人的には最近のナショナルジオグラフィック写真のレベルが少しだけ落ちたかな〜と思う
ゆくゆくは英語版を全て揃えてみたいと思ってます
星4つ
★★★★☆

コーヒーの基礎知識

コーヒーの基礎知識
発行人 角 謙二
株式会社枻(えい)出版社

基礎知識と言うだけあって僕でもわかりやすい書
気になったのは写真の上に文字がのってるページがあり所によっては文字が読みにくい
ペーパードリップ、フレンチプレス、ネルドリップ、サイフォンの4種類の作り方を名店のスペシャリストとともに解説、お店のデータもきっちり載せている
全国お取り寄せビーンズショップガイドありこの部分はコピーしてデータを残す価値あり
まあまあ星3つ
★★★☆ ☆

2014年6月4日水曜日

サドゥ 小さなシヴァたち

サドゥ 小さなシヴァたち
写真・文 柴田 徹之
彩図社

この本は僕のバイブルだしサドゥは僕にとってのAKB!!
この本に出会ってなかったらインド・ネパールの旅も無かったし、今の僕を形成している一部かな
それくらい重要な本
サドゥとはヒンズー教の一宗派の人達の事
家を持たず一年中ヒンズー教エリアの聖地をぐるぐる旅をしながらシバ神に近づこうと修行をしている人達
ちなみにシバ神とはヒンズー教の三大神のうちの一人で破壊の神様
昔々、悪霊によって海の水が全て干上がってしまった
そこで修行僧バギラティは海を戻してもらおうとインドの山奥で何万年も修行をする
その山がタパバン、タポバン?発音が難しい
破壊神シバはバギラティの思いに答え地球に天の川を注ごうと考えるが、天の川をそのまま地球に注いでは地球が壊れてしまう
なのでシバは自分の体で天の川を受け止め自らの髭を伝わせてそっと地球に水を落とした
それがガンガー、ガンジス川である
シバは破壊神だけど優しい一面も持っている
そんなシバに憧れて少しでもシバに近づこうと修行してるのがサドゥ
カッコイイではないか!
ちなみにシバ神以外の神を信仰しているサドゥもいるがシバを信仰しているサドゥ(ババ)が断トツに硬派である
ヒンズーエリアでのサドゥの地位はかなり高くチャイ屋でお巡りさんがチャイをすすっている横で堂々と大麻を燻らす
インド内でもサドゥは大麻の喫煙が認められている
シバ系サドゥの最高位はナガババといい正装はなんと全裸
12年に一度の世界一のお祭りクンブメーラはインド・ネパールからガンジス川に全員集合し全裸で戦争ごっこをする
この本の写真でも分かるがサドゥはかなりオシャレ、この美的センスはかなりのもの
著者はラスタや中国の仙人の紀元はサドゥではないか?と推測しているが僕もそんな気がする
ガンジス川の辺りでヨガをきめるナガババサドゥ

現代の日本の社会とは別次元に生きるサドゥ
同じ地球でこんなにも違う生き方をしているサドゥに心底衝撃を受けたし
「自分の感性のまま生きて何か人生に行き詰まったらサドゥになればいいや」
と、”自分の自然体”で生きる支えが僕にとってのサドゥ
この本でサドゥを深く理解できた
この本に出会わなければサドゥはただの変人と誤認識したままだったのだから、、、
最高得点星5つ
★★★★★

世界の絶景・秘境100

世界の絶景・秘境100
発行者 深見 公子
成実堂出版

写真集に注釈とそこの場所に旅するための予算やルートを描いている
写真一枚一枚は美しいが、本のザイズが220x160mmと写真集としては小さいし、写真自体にツイッターみたいな形式でコメントが付いてるのが残念、せっかくの美しい写真が台無しである
自然の景色と人工物の景色もごちゃ混ぜでちょっとなーって感じ
評価出来るのは旅の情報だけなので星一つ
★☆☆☆☆